男性の更年期障害にバナナは効果があるか調べてみた。

男性の更年期障害にバナナは効果があるといううわさがあったので、本当か調べてみました。

その結果は

・バナナは男性の更年期障害のうつに効果がある(うつにしか効果がない)
・バナナには精神を安定させるセロトニンの材料になるトリプトファンが含まれている
・ただし、トリプトファンが含まれている食材には次のものがあり特にバナナだけにトリプトファンが含まれているわけではない
 豆腐、納豆、味噌、しょうゆなどの大豆製品
 チーズ、牛乳、ヨーグルトなどの乳製品
 米などの穀類
 ごま、ピーナッツ、卵、バナナ
・食品のトリプトファンの含有量は次のとおりでバナナに多いわけではない。というかどちらかというと少ない
 食品中のトリプトファン含有量(可食部100gあたり) 
 白米 82mg
 玄米 94mg
 パスタ(乾麺) 140mg
 そば(乾麺) 170mg
 鮭 250mg
 カツオ 310mg
 マグロ赤身 270mg
 豚ロース 280mg
 鶏むね肉 270mg
 木綿豆腐 98mg
 豆乳 53mg
 バナナ 15㎎
・バナナはトリプトファンの量は少ないが、セロトニンの原材料になる、ビタミンB6や炭水化物が含まれているため、効率的にセロトニンを作ることができる。逆に言えば、トリプトファン、ビタミンB6、炭水化物をバランスよく摂取すれば、バナナにこだわる必要はない。
・ビタミンB6を含んだ食材には次のものがある
 かつお、まぐろ(赤身)、鮭、豚ヒレ、鶏ささみ、鶏レバー、バナナ、赤パプリカ、さつまいも、玄米ごはん

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